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このUTILITY PANTは1944年7月から1945年10月頃までのわずか1年、米軍海兵隊に支給されたユーティリティトラウザーズに、インスピレーションを受けデザインしました。
野戦用の為、匍匐前進や前傾姿勢を想定したパンツで、特徴的なフロント両サイドのカーゴポケットとレーション(食料)やポンチョ、手榴弾等を入れていたとされる容量の大きな後ろポケットの他に、よりアクティブなシーンに対応する強化ナイフスロットを備えたフロント腰ポケットを備えています。
大きな後ろポケットの内側にはサブポケットがあり、収納時の利便性を向上しています。
当時のユーティリティトラウザーズには大容量の大きなポケットにより、荷物の重みでパンツがずり落ちるのを防ぐためにウエストベルト部分にサスペンダー用の菊穴が採用されたいましたが、現代のこのUTILITY PANTはシリコン樹脂を配したオリジナルのシャツグリップウエストバンドを採用しています。
膝下までの裏地をふらし、快適な履き心地を実現しています。
素材にはCORDURA ® COMBAT WOOL※、本来のWOOLの持つ機能に加え強靭な耐久性を持つ次世代WOOL素材を採用し、耐久性と機動性を併せ持つUTILITY PANTにデザインしました。
※CORDURA ® COMBAT WOOL
90年代より米軍の戦闘服用の生地CORDURA ®nyco等を納入してるINVISTA社が2014年に米軍の要請を受け開発された、最強の次世代WOOL素材です。
CORDURA ®nycoが66nylonとcottonなのに対し、 COMBAT WOOLはcottonの分部をWOOLにし耐摩耗性や引き裂き強度に優れた新素材開発の要請でした。
WOOLが本来持つソフトな肌触り感、保温性、透湿性、復元性、防カビ性、防臭性等はそのままに CORDURA ® nylonの優れた耐久性が備わった新しいWOOL素材です。
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