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ご存知、英軍Rover Chair(ローヴァーチェア)のリプロダクト製作でおなじみのバリスティック社が放つ新作は・・・。
資料及び文献がほぼ残っていないRover Chair以前に存在したと言われる、
激レアの英軍フィールドチェア。
フィールドチェアの名の通り野営目的(つまりキャンプ目的)で作られたフォールディングチェアは、
スチールの骨格をバラした上で(座面と背もたれに使われている)キャンバスでロールし、
バックパックに括り付けるなどして、持ち運びをしやすいように可変させる
ヴィンテージ・ユーティリティ感溢れる無骨で男気な仕様。
オリジナルは約80年前の物と推定されるシロモノを
果敢にも見事なる完成度で復刻したのがこちら!!!
以下、本作の制作に臨んだバリスティック社から入手したコメント(あるいは考察)をご参照ください
・「骨格フレームが板フラットバー捻りではなく、剛性を確保するためのパイプ状になっているのも大きなポイントのようです」
・「大戦に向けて各国の工業技術が革新的に進歩したと言われる1930年代あたりのものかなと」
・「10年〜20年程度のズレはご勘弁」
・「お偉方、士官、お役職付き風に見える方々が座っている当時画像がちょいちょい出ていた。」
・「たかがフォールディングチェアかもしれませんが、この椅子はは小さな可動部ブラケット曲げ具合や
異素材金属の入れ込み、交差しているフラットバーの絶妙な湾曲などなど面白いギミックが満載で
“こりゃ面倒くせえ〜”っていうのが素直な感想」
・「大きな戦争に向けて民間は戦う為、守る為の物資製造に駆り出されるのは世界共通ですし、
とんでもない技術革新(近年でいうネット網かな?)は軍事から生み出される事が多いですよね。」
背景となる景色を少しだけ感じ取って頂けたでしょうか?
その多くが謎に包まれている逸品を
「(約80年ほど前と想定される)とんでもない技術革新」でもって忠実にリプロダクションしたものが
本作というわけです。
マウンテンリサーチ別注モデルは
“A”(リースマーク)プリントのキャンバスによる2色の骨格フレーム(スティール素材&オリーブドライブペイント)と共に登場です。
Size:
重量 約2,180g
展開時寸法 幅420mm 高さ740mm 奥行き570mm
収納時寸法 幅580mm 直径140mm)
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