COMMENT |
デザイナーが古着屋で見つけた501の"レングス"40inc(古着なので多少縮んでいるかもしれないが・・・)
のモノを所謂クロップド丈にカットしたデザインである。
そうする事により、裾が細くなる前に切り落とした事になる為、
裾幅が太くなったままの状態が特徴的になっている。
細かいディテールがデザイナー堀切氏目線での、"いいとこ取り"の仕様になっております。
それを一部挙げるとすると、
ベルトループがセルヴィッチ。(昔のレッドで見かけた事がある)。
ポケット部分がバイヤス使いになっている。(リーの生地の様な)
ヨーク、股ぐりがシングルで生地自体の12ozぐらいのもの(1800年代のものから)
というような仕様が挙がる。
そして、最大の特徴は、デニムの捻じれの件
通常昔のデニムは、洗濯、乾燥を繰り返すとリーバイスなど(右綾織のデニム)は左から右へ捻じれてきます。
しかし、今回の作品は、既に両足とも内側に捻じれているのです。
※これは、パターンで内側に捻っております。 そしてそれを捻じれ防止の加工をしているのです。
なので左足が左綾織になっているの訳ではございません。
そうする事により私の見解では、テーパードが効いていないストレートの少し鈍臭いイメージの物も纏まって見えるのかなと感じました。
【MATERIAL】COTTON:100%
【2】ウエスト:85.0cm 股上:28.0cm 股下:64.0cm ワタリ:32.5cm 裾幅:22.0cm
【3】ウエスト:88.0cm 股上:29.0cm 股下:68.0cm ワタリ:33.5cm 裾幅:23.0cm
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